株式投資の失敗談と成功談は?
- 株式投資の失敗談と成功談
- 株式投資の経験から得た私の銘柄の選び方
- 株式投資の経験から得た私が実践する手法
をまとめました。
株式投資の失敗談と成功談
失敗談
仕手株に安易に手を出して失敗してしまう
仕手株という言葉をご存知でしょうか?仕手株とは、意図的に株価を操作されている株の事をいいます。
価格の吊り上げや吊り下げといったような価格変動の大きいのが特徴です。仕手株は、株価の値動きを見ても断言は出来ませんが、主に株価の安い株に起こります。
みるみる株価が上がっているから、それに乗っかろうと買いを入れても、急な暴落に合い大損をして失敗してしまします。私も、Twitterの情報から仕手株に手をだし失敗をしました。
ネット上では、同じ仕手株の失敗で借金を負ってしまったという方もいました。
売るタイミングを間違える
自分の持株が上がっている時は、「もっと上がるのでは」と欲が出てしまい売り時を逃すことがあります。
また、下がりそうだと思って損切り(損を覚悟で売ること)をしたが、そこから上がってしまった。
そのまま保有していれば利益が出たという後悔も、何度したかわかりません。
買うタイミングを間違える
日常での買い物だと、安くなると欲しくなるものです。しかし、株は不思議と高くなると欲しくなります。
売る時と同じく、
「もっと上がるのでは」
と考えて、上昇中の株に買いを入れたら下がり始めるという事もあります。
あとから、自分が買いを入れた株価が天井だったと気づくこともあります。
成功談
買う前に売買価格を決めておく
チャートを見ながら感覚で株を売り買いすると失敗します。
株を買う前に、
- いくらで買うのか
- いくらで売るのか
- いくらで損切りするのか
を予め決めておくと成功することが多くなり、失敗しても損は少なくて済みます。
ネット情報を過信しない
ネット情報には、信用が高いものと低いものがあります。
企業のIR情報や証券会社が出している情報は信用がありますが、掲示板やTwitterなどは、あおりが混在しています。
あおりとは、株価を上げたい、または下げたいという意図がありウソの情報を書き込むことです。
「この株今から上がりますよ」
という書き込みを信じて買いを入れても一瞬上がるかもしれませんが、上がったあと暴落する事がほとんどです。
書いた本人は、書き込みによって上がったタイミングで売り抜ける(自分だけ高値で売って特をする)ことがほとんどです。
安易にネット情報を信じず、自己で分析できるようになる方が得策です。私は、見ると気になって惑わされるので、掲示板は見ないようにしています。
成功者を真似る
成功者と呼ばれる人、尊敬出来る人の投資方法を真似ることは勉強になります。
自分には、どんな投資スタイルが合っているのか。色々な投資方法を学び、共感できる方法から取り入れていくことをオススメします。
- 出来るだけ損をしたくないという方は国債や社債
- 毎日株価をチェックする時間がない方は長期投資
- 短期で早く結果を出したい方は短期投資
というように、投資方法によって性格があり、相性があります。
株式投資の経験から得た私の銘柄の選び方
知っている事に投資する
スクリーニングという言葉をご存知でしょうか?スクリーニングとは、膨大な数ある銘柄から、自分の投資先を絞りこむことです。株を初めて間もない間は、どの株を買えばいいのか迷うと思います。
投資の神様、ウォーレン・バフェットは「簡単なことをやれ」といいます。
自分の知らない領域に投資せず、知っている領域に投資しなさいという事です。例えば
- 主婦であれば日用品、食品
- 子育て世代であれば子供用品、アウトドア系
- ゲームが趣味であればゲーム業界
知っている、興味がある業界であればトレンドや気づきが得られやすく、ふとした時にいい投資先が見つかるかもしれません。
利回りを考える
利回りというものがあります。投資金額に対する収益の事をいいます。
株式は、持っているだけで分配金が発生することがあります。また、日本の株式であれば優待というお礼がついている株もあります。
売り買いだけの利益(キャピタルゲイン)だけでなく、持っているだけで得ることができる利益(インカムゲイン)も考えて株を買うとより楽しみも増えます。優待などは、とても楽しく優待目当てで株を購入すうのも1つの方法です。
少し先の未来を考える
明日の株価や来月の株価を予想するのは難しいですが、もっと大きく10年後や20年後をざっくり予想する方が簡単だと思われます。
例えば、
- 高齢者による運転事故が増えている事から、これから自動運転の株が上がるのでは?と予想する。
- ますますIT化が進むと思うのであればIOT業界やブロックチェーンに投資する。
- 日本の未来に不安を感じたら外国株に投資する。
など新聞やニュースから少し先の未来を予想する。私は、少し先の未来予想をして投資先を選ぶのヒントとしています。
私は理想とする銘柄選び方があります。理想とする銘柄の選び方は、
「風が吹けば桶屋が儲かる」
ということわざを体現することです。「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざは、ある出来事が、ほとんど関係のないことに影響を及ぼし、思いもよらない結果になるという事です。
風が吹いたらどうして桶屋が儲かるの?と思うかもしれませんが理由があります。
②砂埃が目に入って失明する人が増える
③失明した人は三味線弾きになる
④三味線の売れ行きが伸びる
⑤三味線の皮に使われる猫が減る
⑥猫が減るのでネズミが増える
⑦ネズミが増えるので桶をかじられる
⑧桶を買う人が増えるので桶屋が儲かる
この例は大げさですが、予想する未来からさらにその先を考える。私は、予想する未来からさらにその先を考える銘柄選び方で大化け株を見つける事が夢です。
株式投資の経験から得た私が実践する手法
- 短期投資はテクニカル分析、長期投資はファンダメンタル分析を重視
チャートを見て売り買いのタイミングを測る事です。
ローソク足と呼ばれるマークから1日、1週間、1ヶ月の株の値動きを見る事ができます。
短期投資とは、1日から長くても1ヶ月以内ぐらいに株の売り買いを行うやり方です。短期投資は、早く結果が得られて利益も出やすいとされています。
しかし
- 短期投資は値動きが激しい株を扱わなければならない
- 一日株の値動きを気にしなければならない
- 値動きが激しいので大きく得する事も出来るが、損してしまう時もある
などのデメリットもあります。
短期投資でテクニカル分析を重視するのは、ファンダメンタル分析と呼ばれる企業の中身をみても短期では反映させにくいからです。
企業の中身を分析することです。
- どの事業が伸びていているのか
- 来季はどれぐらいの利益を見込んでいるのか
- どんな改善策を行うのか
株式を購入するということは、その会社のオーナーになるということです。株式を購入した会社の事はよく知ってから買う事がオススメです。会社が行なっている政策が上手くいき利益を上げる事が出来れば、自ずと株価も上がります。
- 生活スタイルに合わせる
私は、平日の日中は仕事をしており株価を逐一確認が出来ません。
そのため、短期投資は辞め、今はほったらかしで良い投資信託とETFを保有しています。ここからは、長期投資をしつつ利回りと優待で少しづつ資産を増やしていけたらと考えています。
このように、株式投資は自分のライフスタイルに合わす必要があります。
- 株式投資に投じれる時間はどれぐらいか
- 株式投資に投じれる資産はどれぐらいか
- どれぐらいのリスクを許容できるか
を考えて投資先を考える必要があります。
ナンピンはしない
ナンピンとは、持株の株価が下がってしまった時、買い増す事で1株あたりの株価を下げる手法です。
ナンピン自体は、悪いことではないのですが、そのまま株価が下がり続けた場合は損益を増やしてしまいます。
テクニカル分析やファンダメンタル分析をしっかり出来ないうちは、無闇にナンピンせず、一度損切りする。そして、上がる自身があるならば下がりきってから入り直した方が無難です。
まとめ
- 株式投資のよくある失敗は、買う株を間違える、株の売買のタイミングを間違える
- 株式投資の銘柄選び方は、身近でよく知っている、利回りの良い株を選ぶ
- 株式投資は、自分の生活スタイルにあったものを銘柄分析してから買う