ミニトマトの家庭菜園のコツは?
- ミニトマトの家庭菜園のコツは?
- ミニトマトの育て方の注意点
- ミニトマトの家庭菜園での失敗談
- ミニトマトを家庭菜園する初心者へアドバイス
をまとめました。
ミニトマトの家庭菜園のコツは?
5月上旬〜6月上旬までに苗を植え付け
種から育てるのは初心者には難しいので、苗を購入するのがおすすめです。植え付けは5月上旬ごろから6月上旬までに行いましょう。
ミニトマトは成長するとどんどん背が高くなります。植え付けの時、または少し伸びてきた頃に支柱を立てて固定しましょう。茎を支柱に固定する際は、傷めないようきつく結びすぎないように注意します。
日当たりと風通しのよい場所で育てる
日当たりと風通しの良い場所を好みます。ただし、室外機の風が当たると乾燥しすぎてしまいます。ベランダなどでは、できるだけ室外機からの風が当たらない場所で育てましょう。
水やりは土が乾いてから
水の与えすぎにならないよう、水やりは土が乾いてから行います。プランターの底から水が出るくらいまで、たっぷりと行いましょう。
また、早朝や夕方の涼しい時間帯に行うのが大切です。
不要なわき芽を取り除く
葉や茎の付け根から伸びてくるわき芽は、小さいうちに取り除きましょう。出てくるわき芽も全て残してしまうと、実が大きく育たなかったり、甘さが足りなくなる原因にもなります。
ミニトマトの育て方の注意点
尻腐れ症に注意
尻腐れ症とは、実のお尻の部分が黒くなり、最終的に腐ってしまう症状です。症状が発生した実を治すことはできません。発症した実は、見つけ次第すぐに取り除きましょう。
原因はカルシウム不足と言われています。土づくりの段階で石灰をまいておくと、予防になります。既に発生した場合には、肥料でカルシウム分を補いましょう。スプレータイプのものを葉全体にかけるのも効果的です。
ハサミが病気を伝染させることも
わき芽とりや収穫時などにハサミを使うと、刃の部分から病気が広まるリスクがあります。できるだけ手で取るか、ハサミを使う都度、刃を消毒するようにしましょう。
ミニトマトの家庭菜園での失敗談
長雨で実が裂けてしまった
雨が続いた後、皮が裂けた実がたくさんできてしまいました。急激に水分を吸い上げてしまい、実が膨張してしまったと思われます。
できるだけ直接雨が当たらない場所で育てたり、ビニールなどで雨よけを作ることで対策できます。熟している実は、雨が降る前に早めに収穫しておくことも意識しています。
ミニトマトを家庭菜園する初心者へアドバイス
- 初心者におすすめの品種はアイコ
アイコは、ミニトマトで一般的な丸い形ではなく、プラム型をしています。育てやすい上に、味も濃く旨味が強い品種です。
皮とヘタが比較的丈夫なので裂けにくく、病気に強いのも特徴です。
- 丈夫で健康な苗を選ぶ
苗を購入する際は、
- 茎が太くしっかりしているか
- 双葉が付いているか
- 葉の緑色が濃いか
- 虫が付いていたり、病気になっていないか
を確認して選びましょう。
また、できるだけ花や蕾が付いているものを選ぶと育てやすいです。
まとめ
- ミニトマトを家庭菜園するときの育て方のコツは、日当たりと水やりのタイミング
- 尻腐れ症予防にはカルシウム補給を、ハサミからの病気の伝染にも注意
- 実が裂けるのを防ぐため、雨対策は必須
- 初心者におすすめの品種はアイコ、苗は丈夫で健康なものを選ぶ