サニーレタス



サニーレタスの家庭菜園のコツは?

  • サニーレタスの家庭菜園のコツは?
  • サニーレタスの育て方の注意点
  • サニーレタスの家庭菜園での失敗談
  • サニーレタスを家庭菜園する初心者へアドバイス

をまとめました。

 

サニーレタスの家庭菜園のコツは?

気温を意識しよう

温度計

サニーレタスが発芽しやすい気温は、18℃~23℃です。25℃以上になると、種は休眠します。0℃~4℃では、全く発芽しません。必ず気温を確認してから、種をまきましょう。

 

半日程度の日が当たる場所で育てよう

半日陰

サニーレタスは、3~4時間程度太陽の光が必要な、半陰性植物です。光が足りないと、ヒョロヒョロと茎ばかり伸びてしまいます。庭でも畑でもプランターでも、半日程度は日が当たる場所で育てましょう。

 

育てる時期を決めよう

カレンダー

サニーレタスは、春まき(3月~4月)と秋まき(8月~9月)の年2回育てられます

春まきの特徴は、

  • 収穫時期が梅雨の時期になる
  • 遅まきすると生育が高温期となり、病害になりやすい
  • 花が咲きやすい
秋まきの特徴は、

  • 植えつけ後に台風にあう可能性がある
  • 早まきすると生育が高温期となり、病害になりやすい
  • 花が咲きにくい

春まきと秋まきの特徴を押さえて、育てる時期を決めましょう。

 

土作りをしよう

土作り

サニーレタスが好む土は、

  • 通気性があり、
  • 保水性があり、
  • 通水性があり、
  • 土壌酸度がPh6.0~6.5の土

です。種まきの2週間以上前に、

  • 苦土石灰100g/㎡
  • 完熟堆肥1kg

をまいて、深く耕します。種まきの1週間前に、

  • 化成肥料150g/㎡

をまいて、土となじませます。サニーレタスは酸性の土を嫌います。そのため、育てる場所に苦土石灰をまいて、酸度を調整しましょう。 プランターで育てる場合は、野菜用の培養土で育ちます。

 

畝作りをしよう

畝作り

サニーレタスは、水はけが悪いと苦味が強くなります。そのため、畝の幅は60cm、畝の高さは10cm~15cmの高畝にしましょう。 プランターで育てる場合は、深さが20cm程度のサイズを選びましょう。サニーレタスは、根を浅く張るため、浅型のサイズでも育ちます。

 

サニーレタスの育て方の注意点

間引きのタイミング

間引き

サニーレタスを大きく育てるには、間引きのタイミングが重要です。間引きは、

  • 本葉2枚~3枚の時、1本に間引き
  • 本葉4枚~5枚の時に

畑へ植えつけましょう。畑に直接種をまいても育てられますが、間引きの手間がかかります。そのため、ポリポットで苗を育ててから、畑へ植えつけましょう。間引きが遅れると、水分と養分が奪われ、根が育ちません。

 

水やりのタイミング

水



サニーレタスは、多湿を嫌います。そのため、水を与えすぎると病気にかかります。水やりの回数は、増やさないようにしましょう。水やりは、土の表面が乾いたら1度にたっぷりとあげましょう。

 

追肥のタイミング

肥料

サニーレタスは、生育期間が短いです。そのため、土作りをしておけば追肥は不要です。ただ、葉色が薄い場合は、化成肥料を株元に3g~5g与えましょう

 

サニーレタスの家庭菜園での失敗談

  • 葉が大きくならない

小さいサニーレタス

サニーレタスの葉が大きくならない理由として、

  • 太陽の光が1日3時間未満
  • 生育気温が15℃未満もしくは20℃超過
  • 花が咲いてしまった
  • 水はけが悪い酸性の土
  • 春と秋以外の時期で植えつけている

ことが原因です。1つでも当てはまっていないか、確認しましょう

 

  • 葉が食べられる

害虫

サニーレタスは、害虫に狙われやすい野菜です。中でも、ヨトウムシは葉を食べつくします。ヨトウムシは、昼間に土の中へひそみ、夜から活動します。そのため、日中にいないか確認をしても、見当たりません。対策として、葉が食べられないように防虫ネットをかけましょう。

 

  • 葉がしおれる

萎れた葉

サニーレタスがしおれる理由として、

  • 気温が低い
  • 霜にあたる
  • 肥料が多い
  • 肥料が少ない

ことが原因です。1つでも当てはまっていないか、確認しましょう

 

サニーレタスを家庭菜園する初心者へアドバイス

秋まきをしよう

秋

サニーレタスは、涼しい気候を好みます。春まきに比べて、秋まきの方が気温が下がっていくため、育てやすいです。サニーレタスを始めて育てる時は、秋に種をまきましょう。

 

種の上から土を薄めにかぶせよう

薄い土

サニーレタスは、光を好む種子です。そのため、土を多くかぶせると、種が発芽しません。育てる時は、必ず土は薄めにかぶせましょう。

 

浅めに植えつけよう

浅めの植えつけ

サニーレタスの苗は、深く植えると病気になります。そのため、植えつける時は、浅く植えて病気を減らしましょう。

 

まとめ

  • サニーレタスの家庭菜園の育て方は、光が当たる場所で土作りと畝作りの準備をする
  • 間引きや水やり、追肥のタイミングに気をつける
  • 光や気温に気をつけ、害虫対策をする
  • 秋に種をまき、土で薄めにかぶせ、畑に浅く植えつける