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貿易実務検定c 級の勉強時間は?

  • 貿易実務検定c 級の勉強時間は?
  • 貿易実務検定c 級の学習するコツ
  • 貿易実務検定c 級のおすすめ問題集やテキスト

をまとめました。

この記事では、貿易実務検定C級を受験する方を対象に、学習時間やコツを実際の体験を踏まえて簡単に紹介したいと思います。

 

貿易実務検定c 級の勉強時間は?

①

平均すると、大体50時間前後くらいです。

 

まず、貿易実務検定について簡単な説明を致します

『日本貿易実務検定協会が行う、貿易実務能力及び英語を判定する』とされており、A,B,C級と分かれています。
今回は最も簡単なC級について紹介します。

 

貿易実務検定C級

実務経験1~3年程度を対象に、年5回行われています。(3,5,7,10,12月)
受験者数の平均は2000人弱、そのうち実際に受験するのは1700人弱で、合格者数は800人前後くらいです。ばらつきは多少ありますが、合格率50~60%くらいです。

 

200満点で合格ラインは160点以上で、マークシート記述式です。点数の内訳は貿易実務150点(試験時間1時間半)、貿易英語が50点(45分)です。 英語については、貿易用の商業英語に加え、高卒レベルの基礎英語力が問われます。ちなみに、英語は合格点を超えた上でC級に落ちても、一年以内の再受験中は免除されます。

 

  • 次に、合格までの勉強時間の目安について説明します。

最初に申し上げましたが、大体50時間前後で合格する方が多いようです。
実務経験無しの場合でも100時間以内で合格できるレベルだと思います。中には経験無しの独学で、15時間程度の勉強時間で合格している方もいるくらいなので、真面目にコツコツできる勉強できるなら合格の可能性は高いといえるでしょう。
  50時間の勉強時間であれば、平日最大2時間、足りないと感じたら土日も勉強すれば一か月で十分こなせる量だと思います。

 

貿易実務検定c 級の学習するコツ

②

 

基本的には過去問を中心に分かるまで解き、分からない所はテキストを使う、という勉強法で問題ありません。

C級の試験はマークシート記載式であり、穴埋めや選択問題がほとんどです。また、過去問の問題が8~9割、時事問題が1割程度なので、基本は過去問をメインに勉強する必要があります。
参考書やテキストは1冊あれば十分でしょう。

具体的な勉強方法ですが、最初の1~2週間はテキストメインに進めてください。その際、深く理解する必要はなく、うっすらでも良いので全体像を把握するようにしてください。といのうも、C級のテキストは詳細が記載されていますが、過去問が選択式のため、丸暗記せずとも問題文にある程度ヒントが出ています。ですのでテキストを用いた勉強では、全体を把握することを心がけてください。

一通り終えたら、次はメインの勉強である過去問解読です。最初は時間がかかっても良いので、過去問を一通り解いてみて下さい。その後、分からなかったり間違えたところのみ、テキストを用いて理解してください。あとはそれをひたすら繰り返し、9割以上安定して取れるようになれば問題ないでしょう。
過去問は最低過去3回分、できれば5回分を用意して、全て同じように勉強して下さい。



 

実務経験が浅い人に関しては、貿易用語が耳馴染が無いと思うので重点的に覚えてください。また、船積書類に記載されるような英単語は最低限理解できるようにはしておいて下さい。(インボイスなど)
貿易条件については、FOBやCIFをしっかり理解しておいて下さい。

 

ちなみに、私が受験した際は平日1.5~2時間+土日を一か月、大体50時間いかないくらいの勉強時間で合格しました。スクールなどには通っておらず、独学でした。
実務経験1年以上、仕事をしながらでした。

参考書を1冊購入し、それを10日で把握できるよう逆算して広く浅く勉強しました。残りは過去問をひたすら解きました。この時は過去3回分のみ購入し、合格できました。
ちなみに、過去問は公式サイトで購入できますが結構いい値段します。私は某オークションサイトにて中古を購入しました。かなり値段が安く出来ますが、購入の際は書き込みが少ないものを選ぶようにしましょう。

逆に、テキストは必ず新品を購入してください。法令が更新されている可能性が高いからです。
ネットショップや店頭で購入できますので、一度立ち読みをして分かりやすいのを購入するようにしましょう。

 

貿易実務検定c 級のおすすめ問題集やテキスト

③

おすすめ問題集

  • ・めざせ!貿易実務検定 要点解説&過去問題 日本貿易実務検定協会 著 

 過去問と要点解説が丁寧に記載されていますので、躓いたところをしっかり復習できます。

 

おすすめテキスト

  • ・サクッと分かる貿易実務 池田隆行 著 

 10日で全体を把握できるように構成されているため、C級の試験対策に打ってつけです。

 

貿易実務検定c 級を勉強するときの注意点

④

過去問を最低3回分、可能ならば5回分を完璧に解けるようにしておいてください。
なぜなら、過去問メインの出題の上、マークシート式のため答えは問題に記載されていることがほとんどだからです。 覚える量もそれほどではないため、毎日1時間でもコツコツ出来れば合格の可能性はかなり高くなります。

また、テキストは1冊あれば十分ですが、必ず最新版を購入するようにしてください。中古やオークションサイトでも最新版が出品されていることもありますが、店頭で新品を購入するのと価格差はほとんどなかったので、労力を考えると素直に新品を買った方が早くて確実です。

 

貿易実務検定c 級を最短で受かるコツ

⑤

最短で受かりたいというなら専門のスクールに通うことをおススメします。

スクールにもよりますが、独学とは違い分からないところは丁寧に教えてもらうことが出来る上、常に最新の情報を学習できます。 また、最近はインターネット経由での受講も増えているため、忙しい方でも場所を選ばず学習が出来るようになっています。

独学と比べるとどうしても費用がかさんでしまいますが、最短で確実に受かりたいのであればおススメです。

 

まとめ

⑥

いかがでしたか?
過去問さえしっかり理解できれば、それほど難易度の高くない試験だと思います。
コツコツと積み重ねることが重要ですので、是非受験してみてくださいね。