株式投資と不動産投資をわかりやすく比較
- 株式投資と不動産投資はどっちがいいのか?
- 株式投資をおすすめする人
- 不動産投資をおすすめする人
- 株式投資と不動産投資のデメリット
- 不動産投資ならREIT投資がやりやすい
をまとめました。
株式投資と不動産投資をわかりやすく比較!何が違うの?
株と不動産は全然違う!
株式投資と不動産投資は、広く知られた投資方法ですが、投資方法の中身は全然違います。
ここでは、株式投資と不動産投資の特徴や、デメリットをわかりやすく比較し、お互いの違いを見ていきましょう。
株式投資と不動産投資はどっちがいいのか?
投資スタイルによる
株式投資も不動産投資も同じ投資であることに違いはありません。
でも、それぞれ全く異なる投資方法ですので、良い悪いは、投資する人の投資のスタイルによります。
投資スタイルは人により様々で、株式投資をおすすめする人と、不動産投資をおすすめする人がいます。
株式投資をおすすめする人
- 短期で高いリターンを得たい
株式は、不動産に比べて短い期間に価格が急に上がったり、下がったりします。
有名なガンホーの株価は、約3か月で10倍以上、上昇したこともあります。
株式はリスクの反面、リターンも大きいという特徴があります。
- 少ない資金でも始められる
株式投資は不動産投資に比べて、少ないお金で始められます。
不動産の購入は普通だと、数百万ほどの資金が必要ですが、株式だと1万円ぐらいで買える銘柄もあります。
- 手間をかけたくない
株式は簡単に買え、簡単に売れます。
全く何もしなくて良いわけではありませんが、手間はほとんどかかりません。
手続きなどが複雑な不動産投資に比べ、売買は圧倒的に簡単です。
不動産投資をおすすめする人
- お金を借りても良いので、大きなお金を動かしたい
不動産投資は、株式投資と違い、銀行にお金を借りて、投資を行うことができます。
株式だとほしい銘柄があっても、手元にほしい銘柄を買えるだけの資金がなければ買えません。
しかし、不動産に関しては、銀行が融資を認めてくれるため、お金を借りて投資ができます。
- 自分の力で資産価値や利回りを上げたい
株式は自分の力で資産価値や利回りを上げることはできず、購入した銘柄の企業任せになってしまいます。
一方、不動産投資は、リフォームしたり、クリーニングしたりすることで、資産の価値を高め、自分の力で利回りを上げることできます。
手間はかかりますが、自分で手をかけて資産価値や利回りを上げたい人には、不動産投資はおすすめです。
株式投資と不動産投資のデメリット
株式投資のデメリット
持っているだけではそれほどお金がもらえない
株式は持っていると、配当金や株主優待がもらえることもありますが、投資金額に対して、少ししかリターンがもらえません。
資産が0になることも
株式はリターンが大きい反面、リスクも大きいといえます。
投資している会社の倒産などにより、最悪の場合、資産価値が0になることもあります。
不動産は地震や水害、火事などにより、不動産価値がなくなることはありますが、株式投資と違い、保険があるため、資産が0になることはほとんどありません。
不動産投資のデメリット
売買に時間がかかる
不動産は売るときも買うときも、契約や手続きに時間がかかります。
現金が必要になったときに、持っている不動産をすぐに売れないというのは、リスクのひとつです。
買った後もお金がかかる
株式投資は、最初にお金を払って購入すれば、維持するのにお金は必要ありません。
しかし、不動産は、税金やリフォームなど、所有していることで必要となるコストがあります。
不動産投資ならREIT投資がやりやすい
少ない資金で不動産投資を始めたいなら、REIT投資もあり
REIT(リート)とは不動産投資信託のことで、投資家からお金を集めて不動産を購入し、その不動産から生じた利益を、投資家に分配する商品です。
REITは株式と同様、証券会社を通して、売買ができます。
不動産投資には興味があるけど、まとまったお金がない場合や、銀行にお金を借りることに抵抗がある場合などは、REIT投資を考えてみても良いかもしれませんね。
まとめ
- 株式投資と不動産投資のどちらが良いかは、投資する人の投資のスタイルによる
- 少ない資金で、手間をかけず、高いリターンを得たいなら株式投資
- お金を借りても良いので、大きなお金を自分の力で運用したいなら不動産投資
- 株式投資は、資産が0になることも
- 不動産投資は、売買に時間がかかり、買った後もお金がかかる
- 少ない資金で不動産投資を始めたいなら、REIT投資もあり