SKIYAKI(3995)の株価は今後どうなるか

ライブイメージ



  • SKIYAKI(3995)の株価予想
  • SKIYAKI(3995)株の買い時
  • SKIYAKI(3995)の株の分析
  • 同業種の銘柄と比較
  • まわりの予想
  • 総合評価
  • 買いを検討してる人へアドバイス

をまとめました。

 

SKIYAKI(3995)の株価予想!今後どうなるか?

2020年9月20時点での株価は693円となっています。 9月11日に発表された通期予想の売上高下方修正を受けて、株価は下落基調にあります。

 

  • 2020年10月期第2四半期は売上高を下方修正、営業利益・経常利益は上方修正

2020年9月11日発表のIRでは、売上高を5,507百万円から4,950百万円へ下方修正をしています。営業利益は71百万円から150百万円、経常利益は57百万円から120百万円へと上方修正を行っています。

FCサービスの事業の伸び悩みにより、売上高が伸び悩んでいるようです。対して、ライブ制作原価等の減少によって、営業利益・経常利益ともが上方修正がされる見通しとなっています。

 

 

  • EC事業とO2O事業が売上高を相殺

2020年10月期第2四半期決算では、ライブ制作を行うO2O事業は、新型コロナウイルスの打撃を受け、前年同期比でマイナス72.5パーセントの売上高となりました。

ところが、EC事業は前年同期比プラス121.9パーセントの結果を出すことに成功しました。これは新型コロナウイルスに伴う、巣ごもり需要に起因していると思われます。

 

 

  • キーポイントはFC事業の進捗

今後、イベント規制緩和に伴ってO2O事業の売り上げは回復することが想定されます。対して、ECサービスは今以上の爆発的な伸びは期待しにくいでしょう。メインの事業であるFCサービスの売り上げをいかに伸ばしていくかが今後の鍵となりそうです。

また、利益面に関してはライブ制作原価をどのように抑えていくかがポイントとなるでしょう。

 

 

SKIYAKI(3995)株の買い時

    • 当面は下げ基調

2020年10月期第1四半期決算以降、EC事業の予想外の好調により期待上げが続いていました。ところが、売上高の下方修正が響いたためか、直近の第2四半期決算からは下げ基調が続いています。第1四半期決算時期の株価レンジ(500円~600円)にまで落ち込んだら、コツコツ買い増しをしていけばリスクは少ないのではないでしょうか。

 

SKIYAKI(3995)の株の分析【2020年9月20日現在】

株価指標

グラフイメージ

 

  • 時価総額70億レベル!ストックビジネススタイルで大きな成長を狙いたい
株価 目安
時価総額 9,281百万円
PER 129
PBR 5.61

 

・FCサービスは特性上、アーティスト・ファン共にサービスの乗り換えをされにくいため、ストックビジネスの側面が極めて強いと言えるでしょう。FCサービスの伸びさえ止まらなければ、今後も成長が期待できます。時価総額も70億台なので、伸びしろは大きいです。

・PERは211.93倍と高水準です。PBRは7.19倍と同業他社と比べて、特別高くはありません。マザーズ株なので、参考程度で捉えておけば良いでしょう。

 

 

同業種の銘柄と比較

比較に挙げられる銘柄としては、同じFCサービスを運営しているエムアップホールディングス(3661)が挙げられます。 時価総額は28,989百万円とSKIYAKIよりも規模が大きいです。純烈やBOØWY等、SKIYAKIと比較してビックネームを揃えている点が特徴です。

エムアップと比べ、SKIYAKIはこれから伸びるであろうマイナーアーティストの支援を多数行っています。これらのアーティストの成長次第でエムアップに近づいていけるか否かが決まっていきそうですね。

 

 

SKIYAKI(3995)株のまわりの予想

twitterイメージ

買い予想の声

 

時間軸を長めに見ることで上昇トレンドが継続しているという見方が出来ますね。

 

 

ホルダーの入れ替わりで一段上を目指す可能性も否定できません。

 

 

売り予想の声

 

テクニカル分析では売り目線の人が多いようです。

 

 

決算後の下落で損切りする人が一定数いますね。

 

 

SKIYAKI(3995)の総合評価

良くも悪くもアーティストの成長と新規FC開設次第

  通信簿
業績
割安
同業種との比較
将来性

業績について

  • コロナ禍では検討

新型コロナウイルスの打撃が懸念されるイベント関連銘柄でしたが、ECサービスの伸長で全体の売上高は前年同期比プラス3.8パーセントを計上しています。コロナ禍でも検討をしていると言えるのではないでしょうか。

 

  • ライブ配信による売上高・利益の双方アップを狙いたい

アフターコロナでは、ライブが活発化することが想定されます。それに伴い、ライブ制作原価による利益率の悪化も懸念されます。

オンラインライブと組み合わせて、売上高・利益の双方アップを目指したいところですね。

 

割安かどうか

  • 直近は様子見が吉

今後の成長可能性が織り込まれているとは言えない株価ですが、チャート的には下落基調にあります。決算直後ということもあり、現段階では割安とは断定しきれません。当面は様子見をしておいた方が良いでしょう。

 

同業種との比較

  • 競合他社が少ない

エムアップホールディングス以外に競合となる企業が少ないです。エムアップホールディングスに比べて、SKIYAKIはマイナーアーティストの取り込みを中心に行っていますので、営業上のバッティングがしにくい点もポイントです。

 

  • 時価総額が低い

エムアップホールディングスに比べて、時価総額がかなり低いです。社長自身が時価総額1兆円を目標に掲げており、さらなる成長を期待されています。

 

将来性はあるか

  • EC事業をさらに伸ばせるか

既存のEC事業は新型コロナウイルスの巣ごもり需要に後押しされる形で好調に推移しました。今後はMD事業(商品企画製造)の本格的な稼働で複数アーティストのグッズ製作を予定しています。

売上高を落とさずに、成長していければサプライズ性を市場に与えることが出来るでしょう。

 

  • アーティストの成長が期待される

新規サイトをオープンしつつ、囲い込んだアーティストがビックネームになれば、大きな収益アップが期待できます。オンラインライブ制作と組み合わせて、積極的なプロモーションを目指したいところですね。

アーティストの質も大事ですが、量も重要な成長ファクターになります。エムアップに比べて、メジャーアーティストの比率が少ない分、とにかく新規FCを開設して、アーティストの囲い込みをしていくことが重要です。

 

 

買いを検討してる人へアドバイス

買うのであれば長期目線で!

新型コロナウイルスによるエンタメ業界の変遷がまだ読めない部分もあるのが事実です。当面、突発的な暴騰があることは考えにくいので、数年先を見越しておくつもりで買い入れましょう。

 

 

まとめ

  • SKIYAKI(3995)の通期業績は売上高を下方修正、営業利益・経常利益を上方修正
  • EC事業の売上高を落とさずに、FCサービスの伸長を図れるかが今後のポイント
  • 買うのであれば長期目線で!