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ビットコインは誰が発行してる?

作っている人
最初に始めた人
管理している人

をまとめました。

ビットコインは誰が発行している?

誰でもPCを使えば発行可能

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ビットコインは誰が発行しているのでしょうか?実はビットコインは誰でも発行可能です。
ビットコインはブロックチェーンという仕組みを活用して、全ての取引を電子的な取引台帳に記録します。そして、この記録処理には膨大なマシンパワーが必要になります。

このシステムを維持するために、ビットコインは有志のメンバーのコンピュータリソースを借りるという形式をとっています。普段PCを使って操作している際に、CPUなど空いているマシンパワーを使わせてもらうイメージです。実際に、PCに専用ソフトを入れるだけで、誰でもビットコインのシステムの維持に貢献することができます。

空いているマシンパワーを使うだけとはいえ、見返りがなければ誰も参加する人はいないでしょう。マシンパワーを活用してビットコインシステムの維持に貢献した人に、見返りとしてビットコインを発行することで、ビットコインはその仕組みを成り立たせています。

※このビットコインの発行作業はマイニング(採掘)と呼ばれます。

しかしビットコイン発行は日々難しくなっている

実はビットコインの発行量には上限数が定められており、マイニングが進めば進むほど発行難易度が上がります。発行難易度が上がるというのは、ますますマシンパワーが必要になることを意味します。

ビットコインマイニングは、PCさえあれば費用をかけずに無料でビットコインがもらえるように思えるかもしれませんが、マシンパワーが必要であればあるほど電気代が重くのしかかることになります。電気代が安い国ほどマシンパワーを多く使え、マイニングに有利となります。

また、現在ではビットコインの採掘難易度が上がり、専用のハイスペックマシンを何十万、何百万というコストをかけて購入しない限りビットコインの発行は困難であるのも実情です。

誰でも発行可能とは言いましたが、現在現実的にマイニングに耐えうる電気代とマシンパワーを用意できるのは一般的な個人では厳しく、一部の資産を持った人や組織になってきています。
個人の趣味や興味でビットコインのマイニングを行うのは採算が合わない、というのが実情のようです。



始めた人は誰?

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2009年1月に最初のビットコインが発行されました。ビットコインの発行を初めた人は Satoshi Nakamoto だと言われています。それが本名なのかもわからず、正体は不明とされています。Satoshi Nakamotoを特定する様々な説は囁かれますが、彼の正体は全く解明されていません。

Satoshi Nakamotoによるビットコインの発行をきっかけに徐々にマイニングや取引が普及し、現在のビットコインの盛り上がりを見せています。

  • どんな人

Satoshi Nakamotoはビットコインの概念と仕組みを構想した人物であり、2008年にビットコインに関する論文を発表したところから、ビットコインの歴史が始まりました。

初めはSatoshi Nakamoto自身もビットコインの仕組みの構築に関わっていましたが、次第にコミュニティのメンバーに運営を任せ、自身は既にプロジェクトから離れていっているようです。
ますますSatoshi Nakamotoの正体を特定するのが困難な状況になっていますね。

誰が管理しているの?

実は管理者はいません

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実はビットコインは国家や銀行のような管理者がいません。ブロックチェーンと呼ばれる取引を安全に記録する仕組みを活用することで、管理者不在でも信頼性のある取引を行うことが可能になっています。

管理者がいないというのはイメージしづらいかもしれませんが、ビットコインシステムの設計者が取引を安全に記録し信頼性を担保するように事前にプログラミングを組んでいるため、管理者がいなくても回る仕組みになっています。

先ほど紹介したSatoshi Nakamotoがビットコインの論文を発表した当初から、管理者不在の分散型の管理システムについて構想されていました。

マウント・ゴックスの破綻などビットコインの取引所による問題は発生していますが、ビットコインのシステム自体は管理者不在でも破壊されたことがありません。

これを見てもSatoshi Nakamotoの天才性が伺えます。
管理者が不在で済むというのは人件費などの費用も不要であるということを意味します。銀行など人が動く仕組みと比べると画期的なモデルですね。

まとめ

ビットコインを作っている人・最初に始めた人・管理している人をまとめてみました。ビットコインの発行は誰でもでき、管理している人も不在というのは画期的な仕組みです。是非この機会にビットコインを保有してみるのも良いかもしれません。