オクラの家庭菜園のコツは?
- オクラの家庭菜園のコツは?
- オクラの育て方の注意点
- オクラの家庭菜園での失敗談
- オクラを家庭菜園する初心者へアドバイス
をまとめました。
オクラの家庭菜園のコツは?
種まき、植え付けは暖かくなってから
オクラは種からでも苗からでも育てられます。高温を好み、寒さには弱い植物です。種まきをする場合は5月中旬以降、苗の植え付けは5月中旬〜6月下旬くらいまでが良いでしょう。どちらにしても、暖かくなってから植えることが大切です。
乾燥しすぎに注意
オクラは暑さや乾燥に強い植物ですが、乾燥しすぎには注意が必要です。実が付きにくくなったり、苗が成長するまでに枯れてしまうこともあります。
特にプランター栽培の場合は、土の表面が乾燥していたらたっぷり水を与えましょう。地植えの場合は、雨の降らない日が続いて土が乾燥していたら水やりを行います。
実が10㎝を超える前に収穫を
植え付けてから1〜2ヶ月ほどで花が咲き始め、花が散るとすぐに実がつきます。五角形のオクラであれば、6〜7㎝くらいの長さになったら収穫時期です。
オクラの実は大きく成長しすぎると、筋張って固くなってしまいます。実が若く柔らかいうちに収穫していきましょう。
収穫後は下葉を取り除いていく
オクラの実を収穫したら、実がなっていた節より下の葉を取り除きます。これからなる実に栄養が回りやすくするためです。ただし、全体的に葉が少ない場合や元気がない場合は、無理に葉を取り除かず様子を見ましょう。
また、枯れた葉は見つけるたびに摘み取りましょう。風通しを良くすることで、うどんこ病などの病気の予防になります。
オクラの育て方の注意点
気温が低めの時期は保温が大切
オクラが発芽するのに必要な温度は、25℃〜30℃と言われています。早い時期に種まきや植えつけを行う場合には、不織布やビニールシートで保温をしておきましょう。
肥料は必要だけど与えすぎない
オクラは肥料をよく吸収する植物です。肥料が切れてくると、葉が細ってきたり色が薄くなってきます。
逆に与えすぎても、実のつき具合が悪くなるので注意が必要です。目安としては、2〜3週間に1度くらいのペースで液体肥料を与えると良いでしょう。
ベランダでは室外機の風を避ける
オクラは日当たりや風通しが良い場所を好みます。ただしベランダなどで室外機の熱風が当たると、土が乾燥しすぎて弱りやすいです。ベランダで育てる場合は、プランターをできるだけ室外機の風が当たらない場所に置きましょう。
オクラの家庭菜園での失敗談
収穫が遅れて食べられないくらい固く
収穫が遅れて大きくなりすぎ、噛みきれないほど固くなってしまいました。株の内側や下の方に実がついていると見落としやすく、気づいたら固くなっていることもあります。実がついていないかこまめに確認することをおすすめします。
発芽したものの成長せず
種から発芽はしたものの、それ以上成長せず枯れてしまいました。苗が成長するには気温が低すぎたようです。日中は暖かくても朝晩の気温差が大きい時期に種まきをするなら、やはり保温が欠かせません。
オクラを家庭菜園する初心者へアドバイス
- 育ちすぎても実が固くなりにくい品種を選ぶのもあり
オクラはピークの時期には次から次へと実をつけます。実が柔らかいうちにタイミングを逃さず収穫するのが難しい場合もありますよね。
そんな場合は、大きくなっても実が固くなりにくい品種を選ぶのもおすすめです。特に丸オクラは実が育ちすぎても固くなりにいので、少々採り遅れても安心です。
- 収穫する際は手袋を忘れずに
オクラには細かいトゲがあり、直接触れると刺さったりかぶれたりする場合があります。収穫する際は、手袋をはめて作業しましょう。
まとめ
- オクラを家庭菜園するときの育て方のコツは温度管理と早めの収穫
- 気温が低い時期の種まきや植え付けは保温が必須、肥料の与えすぎにも注意
- 収穫が遅れると食べられないほどの固さになるため、実の様子をこまめに確認
- 収穫が遅れても固くなりにくい品種もあり、収穫の際はかぶれないよう手袋を