- 呼吸器内科の看護師のやりがいは?
- 呼吸器内科の看護師の仕事内容
- 呼吸器内科の看護師のメリットデメリット
- 呼吸器内科の看護師に向いてる人向いてない人
をまとめました。
呼吸器内科の看護師のやりがいは?
・患者さんとかかわる時間が長いこと
呼吸器疾患で入院している患者さんは、疾患と長い付き合いの方が多いため入退院を繰り返す方がとても多いです。また、入院期間も長いため働いている時間が長くなると、お互いに顔を合わせる機会が増えます。
このように、かかわる時間が長いため信頼関係を築いていくことができます。
呼吸器内科の看護師の仕事内容
・酸素の取り扱いが多い
仕事内容は点滴や採血等通常の看護技術のほかに、身の回りのお世話や検査出し等いろいろあります。
その中でも呼吸器内科らしいところといえば、酸素や人工呼吸器を取り扱う機会がとても多いことです。
具合が悪くて酸素を使用する方もいますが、自宅で酸素を使用していた方や退院に向けて在宅酸素(HOT)を導入する方が多いため酸素を取り扱う機会が多いです。
なので、酸素に関する知識や取り扱うデバイスについて勉強することができます。
呼吸器内科の看護師のメリットデメリット
呼吸器内科の看護師の良い面
・退院後の生活まで見据えて考える力が養われる
呼吸器疾患は、すぐに治るのではなく長い付き合いが必要になるため途中で酸素が必要になったり人工呼吸器が必要になったりと生活が変化するタイミングがあります。
そのため、入院中に自宅でのことや必要な医療処置を患者さんや家族に学んでもらう必要があります。
看護師も指導をしますが、家に帰ってから患者さんや家族が安心して過ごせるような工夫や家で必要なサービスを検討する必要があるため、入院中から退院した後の生活を考える力が鍛えられます。
呼吸器内科の看護師の悪い面
・外科的処置があまりないため、処置を学ぶ機会が少ない
処置が全くないわけではないですが、手術直後の患者さんはいないので創傷の処置について学ぶ機会はあまりありませんでした。
時折治療の関係で処置が必要な患者さんが入院されるととても驚きました。
呼吸器内科の看護師に向いてる人向いてない人
呼吸器内科の看護師に向いてる人
・人の話を聞くことが好きな人
呼吸器内科に入院している患者さんは、経過が長い人が多く入院期間も長くなる印象があります。
また、急性期から終末期の方まで幅広く入院されていることや、呼吸が苦しいということは患者さんの気持ちを心細くするため「近くにいてほしい」と希望される方も多い印象です。
他の科よりも、患者さんに寄り添うことが求められるため、人の話を聞くことが好きな人は向いていると思います。
呼吸器内科の看護師に向いてない人
・処置をたくさん行いたい人
内科なので、外科的処置はあまりありません。
医療ドラマに出てくるような、目まぐるしく患者さんが運ばれてきて処置を行っているようなイメージしている人は違う科を検討したほうがよさそうです。
まとめ
- 呼吸器内科看護師のやりがいは、患者さんと関わる時間が多いこと
- 呼吸器内科看護師の仕事は、酸素を取り扱うことが多い
- 呼吸器内科看護師のメリットデメリットは、退院調整を学べる反面、外科的処置は学びにくい
- 呼吸器内科看護師に向いてる人は話を聞くのが好きな人、向いてない人は処置を沢山行いたい人