ジェネレーションパス(3195)の株価は今後どうなるか

チャートイメージ



  • ジェネレーションパス(3195)の株価予想
  • ジェネレーションパス(3195)株の買い時
  • ジェネレーションパス(3195)の株の分析
  • 同業種の銘柄と比較
  • まわりの予想
  • 総合評価
  • 買いを検討してる人へアドバイス

をまとめました。

ジェネレーションパス(3195)の株価予想!今後どうなるか?

この記事を書いている時点(2020年9月11日)での終値は1,123円となっています。
結論から言うと、まだまだ上昇する見込みアリ!と予想しています。

 

 

  • 2020年10月期第2四半期は過去最高売上高・営業利益を達成!

2020年6月12日発表の第2四半期では、売上高5,768百万円(前年同期比24.6%増)、営業利益は67百万円(同401.9%増)と過去最高値を記録しています。
増益増収はコロナウイルスの感染拡大の外出自粛による巣ごもり需要が要因とされています。

 

 

  • EC需要拡大は今後も続く

日本のEC化率(全商品の取引に対してどのくらいがECで行われているかの割合)はアメリカの4分の1と言われており、まだまだ成長の余地がある市場です。
コロナウイルスが落ち着いたら、EC需要も停滞するのでは…という意見も見受けられますが、コロナ禍以前から市場全体は伸びていました。コロナウイルスは市場の伸びを後押ししたという見方をすれば、今後も業績拡大は続くものと思われます。

 

 

  • 「Kaema」の大幅な収益拡大施策を協議中

ユニー・ファミマHDと提携の元、2019年7月に開始されたECサイト「Kaema」ですが、今(2020年9月)の時点では大きな成果は出ていないようです。
第2四半期決算説明資料によると、下期以降での大幅な収益拡大施策を提携先と協議中とのことですので、ネックである営業利益率の改善が期待できます。

 

 

ジェネレーションパス(3195)株の買い時

    • 第3四半期決算後の押し目は要チェック

PC操作イメージ

月次売上が好調のため、上方修正の期待も高まっています。株価上昇余地は高いといえますが、第3四半期決算の数値次第では一旦の材料出尽くしとなり、株価の調整に入る可能性も否定できません。
焦らずに、決算後の様子を見ながら、打診買いから始めるのも良いのではないでしょうか。

 

ジェネレーションパス(3195)の株の分析【2020年9月11日現在】

株価指標

  • 時価総額90億レベルで成長途上
株価 目安
時価総額 9,281百万円
PER 129
PBR 5.61

 

・業績絶好調なジェネパですが、時価総額はまだ90億台のレベルです。今後のKaemaやEC需要増加次第で、大化けも見込めます。

・PERは129倍と高めの水準です。PBRは5.61倍と同業他社と比べ、特別高くも低くもないといった印象を受けます。

 

 

同業種の銘柄と比較

スケールイメージ

同じEC事業銘柄でいえば、2020年7月末から8月にかけて株価が暴騰したベガコーポレーション(3542)が記憶に新しいですね。
営業利益が前年同期比10,126%増という、もはや意味不明の数字をたたき出しています。決算前1900円台だった株価が一週間後には3800円台にまで上昇し、話題となりました。
さすがにそこまでとはいかないまでも、同じく家具ECを取り扱うジェネパが追従できれば、さらなる株価、時価総額アップがはかれるかもしれません。

ちなみにベガコーポレーションであっても時価総額は300億台です。時価総額90億台のジェネパの成長余地はまだまだ大きいですね。



 

 

ジェネレーションパス(3195)株のまわりの予想

買い予想の声

 

テクニカルで売買している人は25日線を基準にしている人が多いようです。

 

 

EC関連は軒並み好調ですね。

 

 

売り予想の声

 

高騰すると売りが降ってくるピーキーな一面があるようですね。

 

 

地合いを懸念して短期で撤退する人も多いようです。

 

 

ジェネレーションパス(3195)の総合評価

業績絶好調!今後は新規事業次第?

  通信簿
業績
割安
同業種との比較
将来性

業績について

  • ECマーケティング事業好調

既存のECマーケティングにおいて、過去最高売上高・営業利益を達成。今後、さらなる成長が見込まれます。

 

  • 上方修正の可能性あり

新型コロナウイルスが追い風となり、通期計画の上方修正の期待が高まっています

 

割安かどうか

  • まだ天井圏ではない

チャートは2020年3月に250円をつけて以降は大きな暴騰・暴落なく、きれいに右肩上がりで推移しています。同業他社の株価の急上昇を見る限り、上値を追える位置におり、まだ天井圏ではないと推察しています。決算数値次第ですが、2018年12月以来の株価1700円台も十分狙えるのではないでしょうか?

 

  • 決算後の動向次第で割高へ

上方修正等の材料が出た場合、一気に急騰する可能性があり割高になる恐れがあります。乱高下しやすい銘柄であるため、高値でジャンピングキャッチすることがないように注意しましょう。

 

同業種との比較

  • 時価総額は低め

時価総額90億ラインと低めの位置におり、成長途上と言えます。

 

  • 営業利益率が低い

配送・物流費のコストがかさんでおり、同業他社に比べても利益率が低い点はネックです。

 

将来性はあるか

  • Kaemaの新規施策

提携先との増収対策の数値次第でさらなる成長が見込めるものと思います。

 

  • 自社工場による商品・開発スペースの確保

ベトナムでの新規工場の稼働により、さらなる利益拡大の加速化が期待できます。

 

 

買いを検討してる人へアドバイス

いずれにせよ買うのは決算後

第3四半期決算の数値次第で急騰するか、材料出尽くしで調整となるかは読めません!
買いのタイミングとしては決算後の推移を見極めてからでも遅くないと思います。

 

短期は25日線を目安に売買

チャートは25日線を支持線として反発⇒上昇を繰り返しています。
25日線に触れるタイミングで買い、反発したところで売りを入れるのがオススメです。

 

 

まとめ

        

  • ジェネレーションパス(3195)の業績は過去最高売上高・営業利益を達成
  • EC需要継続、Kaema等の新規事業拡大によりさらなる成長見込みアリ
  • 上方修正が期待されるも営業利益率の低さがネック