ソフトバンクグループ(9984)の株価予想は？今後どうなるかや買い時を徹底解説！

 

ソフトバンクグループ(9984)の株価予想は？

• コロナ騒動による業績の悪化
• 傘下のファンドと投資をしていたウィーワークとのトラブルが大きく関係していると言えます。

上値を追うことは危険

ただしソフトバンクグループ(株)(9984)は、業績が不安定です。

• 配当金は低い

ソフトバンクグループの配当金は、市場全体と比較するとやや低めです。 配当利回りの高さを求めるのであれば、他の銘柄を探した方がいいでしょう。

• 配当金は2019年度に増加

配当金は、2019年度の予想は前年よりも大幅に増加しています。 ただしウィーワークが、ソフトバンクグループを提訴するという話もあります。 2020年度の配当金も倍増するかと言われると、疑問です。

株主優待の内容

・株主優待はなし

保有株数	株式優待の内容
100株	–
-株	–
－株	–

  ソフトバンクグループの株主優待は、2019年3月で廃止されています。 以前は、ソフトバンク携帯の利用料の割引などの株主優待がありました。 今後の動向をチェックしておくといいでしょう。

株価指標

ソフトバンクグループ(株)(9984)の株価指標は、割安感を感じます。

株価指数	目安
PER	-10.4倍
PBR	1.21倍
ROE	22.04%
自己資本比率	21.1%

• ＰＥＲの予想は-10.4倍

ＰＥＲがマイナスとは、赤字会社ということです。 割安に感じる数値ですが、マイナスの場合はＰＥＲだけを参考に株の購入を検討することはおすすめできません。

• ＰＢＲは1.21倍

ＰＢＲは、低い方が割安だと言えます。 ソフトバンクグループ(株)(9984)のＰＢＲは低めですので、割安感が感じられます。

• ＲＯＥでは収益性が期待

ＲＯＥは10パーセント以上であれば、株主資本を効率がよく経営が上手い企業と言えます。 ソフトバンクグループ(株)(9984)は22.04%ですので、経営が素晴らしい企業と言えます。

• 自己資本比率はやや不安

自己資本比率は、高いほど他人のお金を借りずに経営している会社と言えます。 一般的に30から40パーセント以上あれば、経営は安定していると言えます。 また反対に10パーセントを下回ると会社の負債が多い傾向にです。

そのため自己資本比率の観点からいうとソフトバンクグループ(株)(9984)の経営は、万全に安定しているとは言えません。 ソフトバンクグループ(株)の経営力には注目が集まっていますので、今後の自己資本比率をこまめにチェックすることがおすすめです。

同業種の銘柄と比較

同業種であるＮＴＴドコモ（9437）は、コロナショックで株価が下がり一度持ち上がったものの、現在下降トレンドの入り口にあります。

ＮＴＴドコモ（9437）はやや割安で下降トレンドが続いているため、ソフトバンクグループ(株)(9984)とは違ったチャートの動きをしています。

ただしＮＴＴドコモ（9437）は自己資本比率が69.7%あり、配当金も年間1株あたり120円とソフトバンクグループ(株)(9984)と高めです。

ソフトバンクグループ(株)(9984)株のまわりの予想

買い予想の声

• 割安感がある

 

今はソフトバンクグループに対してネガティブに言う人が多いし、確かに今厳しい状況ではあるかもしれないけど、俺はとにかく割安なのは間違いないと思うし、現状ではアリババがよっぽど崩れたりしない限りは大丈夫だと思ってる。 SVFの期待は自分の主観が大きいけど、客観的にみても割安なのは事実

— ともたか (@tmka6atk) March 31, 2020

市場参加者の中には、割安感を感じて購入を検討する人もいます。 アリババなど、ソフトバンクグループが出資している会社を高く評価して投資を続ける人もいます。

• ウォーレン・バフェットの成功の秘密で紹介されている暴落時の優良株の逆張りが使える

伝説の投資家であるウォーレン・バフェットには、暴落時が買い時だという名言があります。 ソフトバンクグループも一時の高値に比べると、大幅に株価が下がっています。 そのため、買い時だと感じている人も少なくありません。

• トレンドに乗れば買い

ソフトバンググループは、短期では買いです。上手く上昇トレンドに乗って欲張らなければ、利益を得ることもできるでしょう。

売り予想の声

ソフトバンクグループは解体や倒産の危険性もあるのではないか

倒産寸前ソフトバンク。

また法人税逃れのソフトバンクグループ過去最大9000億の赤字も、ネットから辛辣な声

— actionclutch (@actionclutch) May 2, 2020

ソフトバンクグループは、解体や倒産の危険性もあるのではないかという不安も市場でささやかれています。もし倒産してしまえば、株は紙くずになってしまう可能性もあります。

ウィワークとの問題の懸念

WeWorkの共同創業者アダム・ニューマン氏は米国時間5月4日に起こした訴訟で、ソフトバンクグループがその権力を濫用していると非難している。訴えによると、ソフトバンクグループはWeWorkの30億ドル（約3200億円）の株の公開買付けに関して契約に違反し、信認義務にも違反したとされる。#孫正義

— 亀仙人 (@CUwG8usGK5gsLbB) May 6, 2020

 

中期的には、ウィワークとの問題はソフトバンクグループの株価に影響することが予想されます。訴訟次第では、株価が下落することもあるでしょう。

不安定な相場

ソフトバンクグループの株価は、安定的とは言えません。長期投資で安定的に右肩上がりの銘柄だとは言い切れませんので、投資スタイルによっては大きく損をしてしまうこともあるでしょう。

ソフトバンクグループ(株)(9984)の総合評価

• 上昇しているが不安材料も多い

 

	通信簿
業績	×
配当金目当て	△
優待目当て	×
割安	◯
同業種との比較	◯
将来性	△

• • • •  

業績について

不安材料が多い ソフトバンクグループ(株)はウィーワークへの投資の失敗だけでなく、ソフトウェアメーカーのSeismic、犬の散歩代行サービスのスタートアップWagなど他の投資先の業績が思わしくなかったり、支援の撤退が続いています。 そのため、業績については不安です。 さらにソフトバンクグループ(株)は、2020年3月期の純損失が過去最大になりま した。 経済環境の悪化など外部要因もありますが、ネガティブなニュースとして取り上げられています。 今後の動向に注目する必要があるでしょう。

配当金目当ての投資

配当金は低め

ソフトバンクグループ(株)は、市場全体と比較すると配当金が低めになっています。 配当金目当ての場合は、おすすめできません。

優待目当ての投資

ソフトバンクグループ(株)は優待なし

ソフトバンクグループ(株)は、優待はありません。 今後優待が復活するかどうかも不透明ですので、優待目的の投資には相応しい銘柄ではありません。

割安かどうか

割安という見方もできる

英投資ファンドなどは、ソフトバンクグループ(株)を割安だと判断して株を買い進めています。 ＰＢＲも低くなっていますので、買い時と判断し、押し目買いを検討してもいいでしょう。

同業種との比較

同業種との比較しても強い上昇力

ソフトバンクグループ(株)は、同業種との比較すると外部の経済環境を考えると強い株価の戻りが見られます。 様子を見ながら、買い時を狙ってもいいでしょう。

将来性はあるか

将来性については未知数

経営者の孫正義氏の手腕が問われる局面ですが、ウィーワークのトラブルやそのほかの投資先の動向が不透明です。 現在のところ大幅に業績がアップするとは、考えにくいです。

買いを検討してる人へアドバイス

状況を見極めることが大切

自社株買いや日銀の買い入れなどで底堅い動きを見せているソフトバンクグループ(株)(9984)ですが、ウィーワークが提訴するなどネガティブなニュースもあります。 短期的には上昇をしていますが、株価は乱高下しています。 買うタイミングを見計らい、不安を感じる場合は様子見することがおすすめです。

• ソフトバンクグループ(株)(9984)の株価予想は、短期的には上昇しているが、不安要素も多い
• 買い時は上昇トレンドを形成している今
• 配当金は低め、株主優待もなし
• 割安だが業績が不安
• 状況を見極めて押し目買いがおすすめ
• 短期的にはウィーワークとの動向に注目