- DDホールディングス(3073)の株価予想
- DDホールディングス(3073)株の買い時
- DDホールディングス(3073)の株の分析
- 同業種の銘柄と比較
- まわりの予想
- 総合評価
- 買いを検討してる人へアドバイス
をまとめました。
DDホールディングス(3073)の株価予想!今後どうなるか?
コロナショックで株価は急落しているが、徐々に株価は上がっていく
5月現在、株価は900円代です。コロナショックで2020年4月に最安値617円を記録してから徐々に上がりつつあります。コロナショック前の株価は1500円前後であったことから、順調に経済が回復していけば、株価も1000円代まで回復していくでしょう。
- 2016年から2020年まで売上高、営業利益、経常利益は増加傾向にあるので、成長が見込める。
公式HPより、経営状態も2016年〜2020年にかけて良好です。売上高、営業利益、経常利益は年々増加していて、株価の値上がりも期待出来ます。
DDホールディングス(3073)株の買い時
コロナショックから順調に立ち直るのであれば、買い時は今。
コロナショックにより株価は約半分になっています。飲食業界自体が、コロナショック前に戻るのであれば、2020年5月900円台の今以上の買い時はありません。
ただ飲食業界がコロナショック前に戻るかどうか、今後どうなるかという判断は非常に難しいです。
DDホールディングス(3073)の株の分析【2020年5月18日現在】
配当金はいくら?配当利回り
配当金については、平均値以下。
DDホールディングスの配当金は下記のようになりますが、全体的に日経平均より低いです。
株価指標 | 目安 |
---|---|
配当金 | 13.5円(2020年2月期) |
配当利回り | 0.98%(予想) |
配当性向 | 12.7%(2019年2月期) |
- 配当利回りについては、日経平均より低め。
日経平均の配当利回りは、2.40% であるのに比べ、0.98%と低めです。
配当利回りとは、株価に対して、年間でどれだけの配当を得られるかを表した数字です。要するに、株式の配当のコスパです。
- 配当性向も、日経平均より低め。
日経平均の配当性向は、約30%であるのに比べ、12.7%とまた低めです。
配当性向とは、純利益から、配当金をどのくらい支払ったかを表しています。 配当性向が高いほど、その企業は配当金に利益を多く回したということになります。 これらからDDホールディングスは、配当金を求める投資家には向かないと言えるでしょう!
株主優待の内容
- 配当金と違い、株主優待は優秀
配当金は、日経平均以下でしたが、株主優待はお得です。 概要は以下のようになります。
保有株数 | 株式優待の内容 |
---|---|
100株 | DD POINT:6,000POINT、もしくは株主ご優待券:6,000円 |
600株 | DD POINT:12,000POINT もしくは株主ご優待券:12,000円、もしくはお米5kg |
1,200株 | DD POINT:24,000POINT もしくは株主ご優待券:24,000円、もしくはお米10kg |
6,000株 | DD POINT:36,000POINT もしくは株主ご優待券:36,000円、もしくはお米15kg |
12,000株 | DD POINT:48,000POINT もしくは株主ご優待券:48,000円、もしくはお米20kg |
10万円以下で株主優待をもらうことが出来る
100株から株主優待をもらう事が出来ますが、2020年5月現在、株価は900円代ですので、10万円以下で株主優待をもらう事が出来ます。
株主優待が人気な企業の、すかいらーくホールディングスやオリックスは株主優待をもらうには10万円以上かかってしまいます。DDホールディングスはお手軽に株主優待をもらえる企業だといえます。
優待利回りは6.25%と優秀。
コロナショックにより株価が下がった事で、優待利回りは上がりました。優待利回り6.25%というのは、ほかの食事券を扱う株式と比較しても非常に優秀です。先にあげた、すかいらーくホールディングスが3.46%ですので、その優秀さが分かるでしょう。
株価指標
株価指標を見ると、900円台の株価(2020年5月現在)は割安
割高、割安を判断する株価指標から、株価は割安だとわかります。
株価指数 | 目安 |
---|---|
PER | 9.61倍 |
PBR | 1.66 |
ROE | 22.5% |
自己資本比率 | 18.2% |
- PER(株価収益率)は日経平均より低め。
PERは日経平均が12.55倍に比べ、9.61倍と低めです。
PER(株価収益率)とは1株あたりの純利益の金額に足して、今の株価が何倍なのか?という指標です。 PERの数値が高いと割高で、低いと割安です。DDホールディングスの今の株価が、日経平均と比べて割安であると言えます。
- 自己資本比率は低め
一般的に自己資本比率が30〜40%以上であれば、倒産しにくい企業と言われてますが、18.2%と低めです。 自己資本比率が低いと、借入金に依存している経営を行っているため不安定だと言えます
同業種の銘柄と比較
- 人気飲食業株のすかいらーくホールディングスと比べると、割安。優待利回りはお得。
食事券のもらえる人気株、すかいらーくホールディングスの株価は1600円代と、DDホールディングスの方が割安なため、手軽に株主優待を楽しめます。
優待利回りについてもDDホールディングスの方が高いので、DDホールディングスの運営している飲食店をよく使うのであれば、こちらの方がお得でしょう。
- 食事券のもらえるクリエイト・レストランツ・ホールディングスと比べると、配当利回りは高く、優待利回りは低い。
同じ飲食業で、人気のあるクリエイト・レストランツ・ホールディングスは、配当利回りは0.41%、優待利回りは8.13%ですので、 配当利回りはDDホールディングスが高く、優待利回りはクリエイト・レストランツ・ホールディングスの方が高いです。
株価は722円とクリエイト・レストランツ・ホールディングスの方が安いので、株主優待を始めやすいと言えます。
しかし業績については、DDホールディングスのように右肩上がりではないので、注意深く動向を伺う必要があります。
DDホールディングス(3073)株のまわりの予想
買い予想の声
- バリュー株ではないですけどDDホールディングス今週買いました。
- 10万円くれたらDDホールディングスの株買うわ
- DDホールディングスも思わず買ったけど、近所にお店あるんかなw
売り予想の声
- DDホールディングスとか、飲食業はコロナで厳しそう。
- DDホールディングス、資金の借り入れしてて、先大丈夫なんかな。
DDホールディングス(3073)の総合評価
- 配当金以外は言うことなし。優待利回りも良く、最低資金もお手頃。
配当金以外は、どれも高水準です。100株から株主優待がもらえますが、10万円以下とお手頃です。
通信簿 | |
---|---|
業績 | ◯ |
配当金目当て | × |
優待目当て | ◯ |
割安 | ◯ |
同業種との比較 | ◯ |
将来性 | ◯ |
業績について
年々業績は上がっている。しかし飲食業のため、コロナショックのダメージがすごい
公式HPを見るに、年々業績上がっています。ただコロナショックにより、間違いなく2020年の業績は下がってしまいます。ここから無事に持ち直すか、飲食業全体に注目していきましょう。
配当金目当ての投資
配当利回りは日経平均より低い。配当金目当てであれば、他の株式を検討
配当金利回りは0.99%と、日経平均より低いです。配当金目当てであれば、他の株式を購入した方が良いでしょう。
優待目当ての投資
優待利回りは、日経平均より高い。優待がもらえる最低金額も低い。
回りは6.25%と、日経平均より高いです。優待利回りについては、高い区分に入っているので配当目的で購入をお勧めします。また10万円以下で、株主優待が貰えるので、初めての株式投資にもお勧めです。
割安かどうか
株価指標から読み取ると、株価は割安だと言える
株式が割安かどうかを判断する基準、PER(株価収益率)は、日経平均より高いので割安ではあります。株価が下がれば、PERも下がり、株価が上がれば、PERも上がるといった変化をします。
同業種との比較
同業種の人気株と比べても、優待利回りは高い
飲食業、人気株主優待ランキングに名を連ねる企業と比較しても、優待利回りは比較的高いです。一番の注目は、業績が右肩上がりで成長していることでしょう。コロナを乗り越えてしまえば、株価の値上がりを期待することができます。
将来性はあるか
コロナショックで、ダメージを負っているのは確実。これからの立ち上がり次第。
2020年5月現在、コロナショックで飲食業は軒並みダメージを負っています。これを乗り越えられれば、コロナショック以前の業績は右肩上がりなので、将来性はあります。
買いを検討してる人へアドバイス
- 高い優待利回りに、始めやすい価格なので、とりあえず株主優待を楽しみたい人におすすめ
日経平均を超える優待利回り、10万円以下で株主優待が貰えるというのが最大の特徴です。とりあえず株主優待を始めたい人へおすすめです。
コロナショック以降の株価は不明確。リスクを減らすために分散投資がおすすめ
DDホールディングスに関わらず、飲食業の未来はコロナショックで不明確なので、リスクを減らすために分散投資をしましょう。 コロナショックにより、飲食業の株価は極端に下がっています。DDホールディングスだけではなく、飲食業の株価がこれから回復していくという保証はありません。
まとめ
- 業績は順調。しかしコロナショックにより株価は下がっている。
- 今後の株価の行方はコロナショックからの回復が重要。
- 配当金は日経平均より低い。優待利回りは日経平均より高い。
- 株価指標から判断すると、株価は割安。
- 同業種と比較しても、優待利回りは高い。