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ロボアドバイザーと投資信託はどっちがいい?

  • ロボアドバイザーと投資信託はどっちがいい?
  • ロボアドバイザーのメリットデメリット
  • 投資信託のメリットデメリット
  • ロボアドバイザーを選んだほうがいい人
  • 投資信託を選んだほうがいい人
  • 私がロボアドバイザーを選んだ理由と成績

をまとめました。

 

ロボアドバイザーと投資信託はどっちがいい?

 ロボット

     

  • ロボアドバイザーとは

ロボアドバイザーとはいくつかの質問に答えることにより、その投資家にあったポートフォリオを自動で作成して資産運用をすることができるサービスです。 

具体的に説明すると、20代の人はこれからたくさん働いて稼げるのでリスクが高い、株式の多いポートフォリオが組まれます。

逆に50代、60代の人はこれからあまりこれからの稼ぎが見込めないため、リスクが低い債券の割合が多くなります。

     

  • 投資信託とは

投資信託とは、資産を専門家に預けて、株式や債権などに運用してもらう商品です。

プロの投資家に資産を預けて、代わりに資産運用をしてもらいます。 

その種類は多岐に渡り、日本全体の株式に投資するもの、米国全体の株式に投資するもの、新興国の株式に投資するもの、これらがバランスよく配分されたものがあります。

 

ロボアドバイザーと投資信託はどっちがいい?

ロボアドバイザーと投資信託はどちらも「投資する対象を分散することによりリスクを抑える」と言った考えに基づいています。

また投資信託は数多くの商品がありますし、ロボアドバイザーも投資信託ほどではないにしろ数種類あります。

 なので一概には比較は出来ませんが、それぞれのメリットデメリットをあげて、どっちがいいかを比較して行きましょう!

 

ロボアドバイザーのメリットデメリット

AI  

投資家それぞれにあったポートフォリオを作成し資産を自動で運用してくれるので初心者に優しい。

ロボアドバイザーでは先に述べたように投資家それぞれに適したポートフォリオを作成して資産運用してくれます。

なので自分でどこに投資するのが一番良いのかということを考える必要がありません。口座を開設し最低金額以上入金をして、いくつかの質問に答えれば投資家に応じた商品を勝手に買ってくれます。

勝手が全くわからない投資家に向いているというメリットがあると言えるでしょう。

 

リバランスを自動で行なってくれるものもあるのでほったらかし投資が出来る。

ロボアドバイザーの中には「Wealth Navi」のように、自動でリバランスを行なってくれるものもあります。

最初に設定したポートフォリオも時間が経てば、株式や債券の価格が変わってしまい、最適な割合から外れてしまうこともあります。

その場合に自動で最適な割合へ戻してくれるのがリバランスです。

つまり一度投資してしまえば、ほぼ自動で最適なポートフォリオで資産運用をし続けることができると言えます。

 

投資信託と比較して手数料が高い。

ロボアドバイザーを扱っている会社は何種類かありますが、どの会社も手数料は約1%です(*会社によって異なるので詳しくは各HPを確認してください)。

一方投資信託ですが、例えば楽天証券で月次買付ランキング1位の楽天・全米株式インデックス・ファンド(*2020年2月データ)を見ると、手数料は0.162%とかなり格安です。

手数料は資産の増減に関係なく払う必要があるため、投資を行うにあたりかなり重要な点であると言えます。

 

投資信託のメリットデメリット

ビジネスマンと株価

商品の数が豊富!

投資信託には数多くの種類があり、最初のうちはどれを選べば良いかが分からないかと思います。

米国市場全体に投資するような安定した商品はありますが、どれが自分に適しているのか、そもそもどのような基準で商品を選べば良いのか分からず困ってしまう人もいるでしょう。

本を読んだり、インターネットでじっくり調べれば分かるようにはなるとは思いますが、そのような時間を取れない場合もあります。

なので投資信託は資産を入れればすぐに適した運用をしてくれるロボアドバイザーと比較すると参入障壁がやや高いといえます。

 

つみたてNISAやiDeCOなど税制優遇を使うことが出来る。

投資信託ではつみたてNISAやiDeCOなどの税制優遇を使うことが出来、これらは国が推奨しているものなので非常にお得です。

つみたてNISAは年間投資限度額40万円と決まっていますが、運用して得られた利益に税金がかからないというものです。

iDeCOとは原則60歳になるまで引き出すことは出来ませんが、 積立金額すべて所得控除の対象となり、節税ができる。

つみたてNISA同様、運用益が非課税になるといったメリットがあり非常にお得です。

特につみたてNISAは、投資をやる方であれば始めない理由がないほどのものだと思います。

 

ロボアドバイザーと比較して手数料が安い。

先のロボアドバイザーのメリット、デメリットでも述べたとおり手数料が比較的安いです。



 

ロボアドバイザーを選んだほうがいい人

ロボットと人

資産運用初心者

資産運用を全くやったことがない人。

資産を入れればほぼ何も考えずに運用できるロボアドバイザーがオススメです。

 

完全なほったらかし投資をしたい人

お金は増やしたいけど、いちいちチャートを見るのも手間だし時間もない!という人にもオススメです。

世の中の情勢を知らなくても勝手にリバランス、買付を行なってくれるので便利です。徐々にではありますが着実に資産を増やしてくれることでしょう。

 

投資信託を選んだほうがいい人

パソコン  

投資対象がある程度決まっている人

投資対象がある程度決まっている人には手数料が比較的安い投資信託がオススメです。

投資信託では自分で膨大な商品の中から対象を選ぶ必要がありますが、それができれば手数料も安いのでロボアドバイザーより向いているといえます。

 

税制優遇を受けたい人

投資信託にはつみたてNISAやiDeCOなど税制優遇を受けられるものがあります。

非常に税制面ではお得ではありますが、どちらも限度額、引き出しが60歳からなどと行った制約もあるので注意が必要です。

 

リバランスができる人

最適なポートフォリオを作成して、リバランスも自分でできるような人はロボアドバイザーを選ぶ必要は全くないと言えるでしょう。

ロボアドバイザーは買付からリバランスを、自動で行なってくれるという点が売りなのでそれができる上級者投資家には向いていません。

 

私がロボアドバイザーを選んだ理由と成績

私がロボアドバイザーを選んだ理由

人とロボットの協力

 

投資の知識が全くなかったため

投資を始めようと思った時、知識が全くなく、何処に投資すれば良いのかさっぱりわかりませんでした。

その時見つけたのが人口知能による投資「ロボアドバイザー」でした。人口知能による投資という言葉が非常に未来的で魅力的に見えて興味が湧きました。

資産を入れれば自分にあったポートフォリオを作ってくれ、調整もしてくれるという内容だったので、投資初心者の私は「これで資産運用を始めよう」と思い始めました。

 

ロボアドバイザーの成績

ロボアドバイザー結果1ロボアドバイザー結果2

 

元本49万円で現在マイナス55000円

2020年3月現在、世界経済はコロナショックにより大打撃を受け、市場は混乱しています。

ロボアドバイザーもその影響を受け成績はマイナスです。

 

長期投資は経済危機にも耐えることができる。

ただこのような状況でも私は何も心配していません。

ロボアドバイザーや投資信託というのは長期間の投資を前提とし、世界経済の成長スピードに合わせて長い時間をかけてローリスクローリターンで資産を増やすものです。

長期の資産運用をしていればリーマンショックや今回のコロナショックのような株価が大幅な下落をしてしまう事件もあるでしょう。

しかしそのような打撃を受けても長期で資産運用を続けていればプラスになるというデータがあります。

現に米国株は2008年にリーマンショックにより大きく下落しましたが、順調に回復して2011年の始めにはリーマンショック前の水準に戻っています。そしてこのコロナショックの前までには順調に株価をあげ続けています。

 

これらの要因から長期投資をし続けてさえいれば、世界経済の危機にも耐えられるということになります。

まとめ

  • ロボアドバイザーと投資信託はどちらも「投資する対象を分散することによりリスクを抑える」という考えに基づいているが、種類が多いので一概に比較することはできない。
  • ロボアドバイザーは自動で運用、リバランスを行ってくれるが手数料は投資信託と比較するとやや高め。
  • 投資信託を始める際には数多くの商品の中から自分の状況に適したものを選ぶ必要があるが、税制優遇、手数料の点ではロボアドバイザーよりメリットがある。
  • 何も関与しないほったらし投資を行いたい人にはロボアドバイザーはおすすめ
  • 投資する対象が決まっている人には投資信託がおすすめ
  • 2020年3月現在コロナショックにより世界経済と同様ロボアドバイザー内の資産も下落しているが、長期投資が前提なので困惑する必要はない。