「ゆうパックとゆうメールの違いは?」
- ゆうパックをおすすめする人
- ゆうメールをおすすめする人
- ゆうパックとゆうメールを使い分けるポイント
をまとめました。
ゆうパックとゆうメールの違いは?
どっちが安い?送料の違い
- ゆうメールの方が、一律180円で安い
ゆうメールは、どこに送っても送料180円。
「サイズと重さの上限が設定されて」いるからこそ可能な安さでもあります。
- CD
- 単行本
など、コンパクトな品物を複数送りたい場合に、利用するとよさそうです。
- 50g以内:180円
- 250g以内:215円
- 500g以内:300円
- 1kg以内:350円
- ゆうパックは大きさと配送距離で値段が変わる
ゆうパックは郵送する距離でも料金が変化するため、宛先の情報が大切になってきます。
60サイズの場合の送料を比べると、以下のようになります。
- <差出>神奈川県横浜市 →→ <宛先>神奈川県海老名市 800円
- <差出>神奈川県横浜市 →→ <宛先>千葉県千葉市 850円
ただし、25kg以上の品物は「重量ゆうパック」扱いとなるため、金額が+500円され、最安値が1300円に。
割高ですが、ゆうメールより大きなサイズを発送することが可能です。
配達日数の違い
- 到着目安はどちらも3日前後
郵便物の配達にかかる日数は、だいたい1日~3日。
- 宛先が遠方だったり
- 差し出し時間が遅くなる
場合は、到着が遅れます。
- 速達
- 書留
- 配達指定郵便
といった<特殊取扱>をつける場合、なんと祝日にも配達をしてもらえるという特典があります。
連休前や急用を伝えたいときにぜひ利用したいです。
急なトラブルで到着が遅れることも
配達は、予期せぬ事故や天災で配達日数がズレこむ場合もあります。
普段使っている道を迂回することになったら、新しく進路を探すための時間が要りますね。
配達員と関係のないところで遅れが発生する点では、ゆうパック・ゆうメールどちらでも大きな違いはなさそうです。
使いやすさの違い
ゆうパックは集荷を待つだけ!圧倒的な頼みやすさ
ゆうパックは集荷依頼が可能で、電話またはネットで申し込みすることができます。
大きくて重い荷物を送りたい時に、こういった集荷サービスがあると助かりますね。
「色んな種類の配達を頼みやすい」
のが魅力です。
ただし、事前に伝票の作成や、荷物の梱包作業を済ませる必要があるので、忘れずに!
発送ラクチン!と言えばゆうメール
ゆうメールは送料の安さに加え、ポスト投函できる「発送のしやすさ」が特徴。
封筒の中身を確認できることがサービス適応条件のため、封筒の一部を切り取るなどしておく必要が有ります。
中身が見えればOKなので、封筒の上部端を取り除くやり方が一番簡単です。
地域密着!ポスト投函でスムーズに発送
実はコンビニの中にも、ポストが設置されているところがあり、屋外のポストと同じようにハガキや封筒を投函できます。
郵便局の前に設置されていることが多く、色も赤いため目立ちます。
郵便局よりもコンビニが近くて便利という方は、いちど近くのコンビニポストを確認してみてはいかがでしょうか?
追跡のしやすさは?
- ゆうパックの追跡サービスは充実してる
ゆうパックの伝票控えに記載された「問い合わせ番号」をWeb上に打ち込むことで、荷物がどこまで運ばれているのか、おおよそ知ることができます。
LINEでも追跡サービスが開始されています。
自宅にいなくても、仕事中ちょっとした時間で再配達を頼めますね。
ゆうパケットは追跡できない
ゆうメールは基本的にポスト投函されるので、追跡機能は追加オプション扱いになります。
手軽に配達してもらえる分、荷物が到着するまでのサポートは自分から整備する必要があるわけですね。
もし、配達途中での紛失が心配になったら、郵便局に連絡して対応してもらう方法もあります。
その場合は「追跡」ではなく「調査」の名目となります。
- Amazonの荷物追跡サービス
配達業者や個人ではなく、独自の追跡サービスを設けているのがAmazonです。
品物を注文したあと、「注文履歴」から「配達状況」を確認することができます。
注文すると、登録したメールアドレスに注文内容の確認メールが送られてきますが、自分が気になった時に知りたい情報が得られるのは助かりますね。
ゆうパックをおすすめする人
荷物を多めに、頻繁に送る方におすすめ
フリマアプリやオークションなどを日ごろ利用する方におすすめします。
ネットのメッセージでやり取りするだけだと、相手へ好印象を与えるには、どれだけ丁寧に対応してくれたかが高評価の目安になります。
もちろん、多少割高にはなってしまいますが……。
郵送する品物を保証したり、種類によって配送の方法が選べるゆうパックを使うと、送り相手への絶好のアピールにつながります。
- サポート重視をする方へおすすめ
- 配達日の指定
- 郵便追跡
- 配達物の実額賠償
など、とにかくサービスが手厚いのが魅力です。
差し出す側も受け取る側も、安心して利用できます。
ゆうパックは伝票(ラベル)自体も認知度が高いため、「届け先のことを考えてくれているのだな」という気持ちも伝わりやすいでしょう。
ゆうメールをおすすめする人
とにかく安価にしたい
値段の面で、ゆうメールを選ぶ方は多そうですね。
荷物を送る相手側に了承がとれているのであれば、人によっては、梱包を簡易にしていいかもしれません。
差し出す側としても準備の手間やかかる費用を減らせます。
自分のお財布や、相手との相談してみてくださいね。
ポスト投函で手軽に送りたい
出かけついでや、お昼休みのちょっとした時間にも郵送作業が可能なのは、やはり魅力的です。
ポストの設置数は郵便局やコンビニより多く、郵便に関する設備としてはもっとも触れやすいものです。
生活スタイルを維持したまま、郵送も時間をかけずしたいのであれば、断然ゆうメールです。
日曜・祝日に配達してもらいたい
速達オプションを付けられるゆうメールの場合は、休みの日にも配達員さんが荷物を届けてくれます。
1日の集荷回数が多くなるので、結果、荷物も早く相手に届きます。
注意が必要なのは、宛先が県内だからと言って20時に差し出してしまうと、翌日午前中に届かない場合もあることです。
早く届ける方針が決まった時点で、なるべく迅速に準備して、午前中に郵送手配を済ませましょう。
- 追加オプションでカバーする
ゆうメール特有なのは以下の6つ。
2) 書留
3) 引渡時刻証明
4) 配達証明
5) 特定記録
6) 配達日指定
便利ではありますが、もちろんそれに見合った別支払いも発生しますし、郵便窓口に郵便物を持ち込む必要が有ります。
ゆうパックとゆうメールを使い分けるポイント
何を重視して送るか
郵便配達するにあたり、特に重要視する部分を考えてサービスを選びたいところです。
なにを送るにも、
1) 到着に期限があるか
2) 配達物が多い、または重いか
3) 紛失してはいけないものか
4) ナマモノか
5) 宛先が近いか遠いか
荷物を送るにあたる詳細を押さえておけば、自然と配達方法が絞られてきます。
- 時間に余裕があればじっくり準備しよう
早く、安く、確実に。
この3拍子が揃うに越したことはありません。
ですが、ゆとりを持って対応したほうが間違いは少なくなりますね。
郵便窓口で手続きをすれば、郵便局員さんのチェックも入り、万が一料金が足りないときも現金で不足分を足してもらえます。
荷物が大きくなればその分、より注意して取り扱ってくれるので、サイズの大きいゆうパックは安全性が高いと言えるかもしれません。
- 工夫次第で好印象をもってもらえるかも
ゆうパックなら段ボール、ゆうメールなら封筒にひと手間加えて、送る商品を無事に相手へ届けられるように努力した記憶はないでしょうか?
プチプチでくるんだり、新聞紙を丸めて詰め込んだり、こだわったりしますね。
- 過剰梱包でとにかく荷物を守りたいのであれば、ゆうパック。
- 厚紙に挟んで固定すればとりあえず大丈夫なのであれば、ゆうメール。
用途に応じて選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
- サポートの手厚いゆうパック
- 安さと手軽さのゆうメール
- 時間とお金のかけ方は自分次第
人件費の削減と効率化を求められがちな昨今だからこそ、目に見えない心遣いが大事なのかもしれません。
力を入れるところ、手加減するところを見極めて、ちょうどいい方法を探し出せると、いざというときに役に立ちますね。